言葉はちっぽけだから。

キスマイと中村さんが好きな人。

北山くん、キスマイ卒業するってよ。

この世に何全件とありそうなタイトルつけてみた。

「今年は春にコンサートないんだね?」

コロナ前、毎年1回は一緒にコンサートに行っている母が、ある時ふと私に尋ねた。

言われてみればである。
そういわれてみればそうだなぁと思った矢先、北山くんの退所記事が出た。
なるほど、こういうことか。
正式発表が出るまでは、、、と思っていたが、結局いつがその日なのかな~とぼんやり考える日が続いた。

メンバーで話し合って、キスマイは継続、北山くんは卒業との発表。

色んな思いは巡らなかった。
そうか、決めたんだな、お疲れ様、と。

彼の、彼らの選択を責めたいわけでも、否定したいわけでもない。
ただ、私が出会ったキスマイは7人で、これからのキスマイは6人になる、という話だ。

でも、間違いなく言えるのは、キスマイのファンになって楽しい時間を過ごせた。
キスマイで出会った友達もいる。
藤ヶ谷担なのに、全員が近くに来た北山くんに黄色い声をあげてしまったのも良い思い出。
初めてファンが目にした藤北「Fire!!!」で名古屋ドームが揺れ、
屋根破れるんじゃないかと思うほどの悲鳴に包まれたあの日のこと、私は一生忘れられないと思う。

そして、コンサートに連れていくことで、母娘の二人旅にて親孝行をする機会を作ることも出来た。
キスマイがなかったら、二人で旅行なんてなかっただろうなぁ。
キスマイを知って、ジャニヲタになって、本当に楽しい日々を過ごせた。
まさに、Good-bye , Thank youだな、、、やだふと悲しくなってきちゃった。。。
大好きな曲なのに気付いてしまうとしばらく聞けないな。

「これから」の話をするのは、まだちょっと難しい。
後ろ向きなファンでごめんな。

全員を応援しているんだけど、向き合うと凹んじゃうから、
きっと私は、チラ見でその日を迎えると思います。

映画『そして僕は途方に暮れる』

気付いたら年越してました。
でも、2023年1月の楽しみは、この映画だと思っていたので、ついにやってきたかという気持ちで鑑賞してきました。

happinet-phantom.com

ついこの前舞台やったと思っていたけど、なんと4年前。光陰矢の如し。
なるべく新鮮な気持ちで映画を観ようと思っていたけど、やはり見ると思い出すものですね。あらすじほとんど覚えてました。
でも、映画見ている時は出てくる人すべてがちょっとむかつく感じなんだよな~と思ってみていたのですが、4年前の舞台の感想では、思ったより受け入れててびっくり。何事も記録しておくことって面白いですね。

risaoxxx.hatenablog.com

ファンであるひいき目を抜きにしても、藤ヶ谷くん演じる菅原裕一、良かったです。
とにかく普通なところがいい。無責任だし、フラフラしてて自分にも自信がないし、ただ逃げるだけ。
やっと向き合おうとした時に途方に暮れる感じもすごくよかった。

あと、豊川悦司がいい。
藤ヶ谷くん演じる裕一のクズな父親なんだけど、もう本当クズなんだけどかっこよかったんだよなぁ。
この物語って、ヒーローがいなくて。
みんな人として嫌な部分があるというか、ちょっとむかつく部分があって。私の気持の問題なのか、映画の演出なのかわからないけど、舞台の時よりも映画の方が登場人物にむかつくことが多かった。
その中で、豊川悦司演じる父親は、本当群を抜いてクズ野郎なんだけど、なぜか素敵に見えてしまう…一流のクズ野郎だからなのかしら。

正直に言うと、私は藤ヶ谷くんが主演でなければ見ないジャンルの映画だと思う。
でも、だからこそこういう映画を見る機会をくれたことに感謝している。好きなものだけに囲まれること=良いことではないですからね。

以下、ネタバレを含んだ個人的な感想を備忘録的に。

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舞台『野鴨』

当日券という手があったな、と思って申し込んでみたら当選。
観れないと思っていたたいぴの舞台を観ることが出来ました~

nogamo2022.com

普段、原作も含めてネタバレをあまり好まないのだが、舞台観劇の際は少し悩む。
複数回みたい気持ちとは裏腹に、観劇に限りがあること、凝縮された時間でどれくらい理解できるかと感じるからだ。

特にいわゆる「推し」が出ているものは、良くも悪くもその存在に感動していしまって内容が入ってこなかったり、詳細をくみ取れないことも多い。
「なんか難しかったけどかっこよかった」なんて小学生でも書かない感想文を書いてしまうことがおちだ。

とはいえ、前評判を詰め込んだところで理解度は変わらんだろう、と思い当初の予定通り真っ新な気持ちで向かい合うことにした。

要塞のような世田谷パブリックシアター
そこで紡がれる物語は果たしてどんなものか。

※以下ネタバレ含んだ感想です

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2021年振り返り

なんとなく、備忘録。
2021年はなんか「疲れた」年だった。
with コロナ、なんて言われていたけど、楽しむことが憚れるような日常が「普通」だった一年。

コロナ禍でよかったのは、展示会が人数制限があってよかったな~ということ。
エジプト展などの人気展覧会も予約すれば、ゆっくり見ることが出来た。新しい発見だったな。

あと、ユーロ2020でイタリアが優勝したこと。
強いイタリア見れたの久しぶりだった~。
好きなチームが、勝ち上がるってとても楽しかった。
睡眠不足と戦いながら、サッカー見る楽しさも思い出した。

最早忘れかけているけど、オリンピックもあったんだなぁ。
オリンピックよりも開会式などにまつわるスキャンダルの方が記憶に残った感じだった。

振り返ってみると、オンラインイベントが目新しく、色々と手を出した去年に比べて、
今年はほとんどエンタメから遠のいていたという記憶。

実際、足を運んだのは2.5次元舞台と、関さんの落語ニニンカイだけだった。
2.5次元は、久しぶりの現場に高揚して思わずブログまで書いたけど、
risaoxxx.hatenablog.com

去年から落語はにわかながら継続して聞いている。
同じ噺でも、語る人、その場所などによって、さげ(落ち)が変わったり、話の展開が変わったり、語り口調で印象が変わったり、内容を知っているにもかかわらず笑えるんだから不思議。
「繰り返し聴く」というものは、オタク気質にぴったりで、じわじわハマっている。
THE MANZAIサンドウィッチマンのネタで「時そば」出てきた時は、思わず笑ったし、それを笑えたのも嬉しかったな。

最近は、「死神」の噺から、米津玄師さんの曲を知り(多分普通と逆)よくリピートしてる。
沢山知っているわけではないけど、世の中は割と落語のような世界に溢れているんだな~と思ってみたり。

何事も、継続することって難しくて、こうして長く続く伝統芸能というのは、それをつなげようとする努力と続く理由があるんでしょうな。
古典落語と新しい形の噺を聞いたりすると、様式美の中で新しいことにチャレンジしていく、制限のある自由、みたいな、
ルールの中の個性のようなものが私は好きなのかもしれない。

閑話休題

来年は1月に久しぶりにキスマイのコンサートがある!!!
キスマイに会えることはもちろんだけど、一緒に会う人がいるのも楽しみ。いかん、大きくなりすぎて気づかれないのでは、、、うちわ見せれば大丈夫か。

2020年、2021年と我慢の年、疲れた年でしたが、2022年は楽しい一年にしたいなと思います。
今年も一年ありがとうございました。

バクマン。THE STAGE

友人に誘われて、久しぶりにヲタ活してきた。

2.5次元舞台に興味ありませんか?」と誘われた一か月前。

www.bakuman-stage.com

2.5次元は実は全く触れてこなかった世界だけど、鈴木拡樹さんと荒牧慶彦さんがとても人気ということは知っている。
その二人が一気に見れるなんて奇跡なのでは?!と二つ返事で行くことを決めました。

というわけで、初観劇!2.5次元舞台!!!TDCH。

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Tokyo Dome City Hallにも初めて入った気がするけど、とても見やすかった。
1Fアリーナでちょっと高さがある後方位置だったから目線がいいところだったと感じたけど、それを除いても、階段式になっているので、どの角度でもそれなりに満足できるのではないだろうか。見切れとかあるのかしら。。。

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会場に貼ってあったポスター撮影してきた

以下、ネタバレありの個人的な感想です
2.5次元初心者の戯言ですので、不快に感じる方は申し訳ございません

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2020年振り返り

せっかくなので、こんな年もあったんだ、と記録に残そうと思います。

去年は、ヴィジュアル系バンドなぞに手を出してみて、10年ぶりくらいにライブハウス行ったけど、今年はそれこそコンサートも行けず、まさかこんな世の中になるとは、、、という一年でした。

初日の東京と最終日の福岡が奇跡に取れたキスマイのコンサートも中止。
Youtubeや配信ライブなど新しい試みにてエンタテイメントの可能性を広げてくれたものの、一番感じたのは、あの会場で叫ぶ「キャーーー」も含めてコンサートだったのだなぁということ。
ぼっち参戦だったとしても味わえる一体感、家で例え最前で見れたとしても、他ファンの声もなく一人で見ているコンサートとの違いを実感しました。
SNSもあるんだけど、見る方に集中しちゃうと同時に呟けないしね。

不満というよりは、早くみんなと一体感を味わえる世界が戻ってくるといいなと思いました。

一方で、いろんな配信にも手を出しました。

主に、ステイホームでテレビがつまらなすぎて手を出したAbematvがきっかけだけど、「声優と夜あそび」をまとめてみたことで、関智一さんのファンになり、新たなエンタテイメントを目にすることができました。
これはコロナのおかげ。

落語みたり、舞台みたり、トークイベントみたり、朗読劇みたり、当落がないからこそ、いろんなものに手を出せたというのもある。
KinKi Kidsのコンサート見れたのも、配信ならではだったし。

でも、そんな中でも、中村悠一さんの2月の朗読劇のマルチエンディング3公演、12月の朗読劇と観劇できたのだから、そんなに悪くなかったな、と。

そして今年は、プライベートでもかなり辛かったんだけど、関さんの番組でお祝いメッセージを読み上げてもらえたり、勤続10年を祝うコメントをもらえたり、舞台の感想をRTしてもらえたり、とてもとてもすごい人なのに、嬉しいプレゼントをいくつもくれた関さんのおかげで乗り越えられたと思っている。

コロナで出会えなかったこもあれば、コロナだからこそ出会えたものもあり。

結局、ステイホームしてもしなくても、ヲタクはヲタクということもよくわかる一年でした。

来年はもっと良い年でありますように。

あれから一年。

はてなBlogの過去記事Remindみたいなメールが届いて、
ジャニーさんがこの世を去ってからもう一年が過ぎているんだなぁと気づいた。

risaoxxx.hatenablog.com

Show Must Go on を叫ぶジャニーさんの目に、今の世の中はどんな風に映るのだろうか。
Web FESとか、Web LIVEとか、リモートライブとか、みんなが知恵や手を尽くしてエンターテインメントの世界を守ろうと頑張っている。

二年前も、ライブのことを書いている。

risaoxxx.hatenablog.com

例年、この時期はツアーについて考えている時期なんだよなぁ。

推しや好きがある世界は、私にとって当たり前で、その予定がない日常はこんな感じなんだなぁとぼんやり考える。

先日、Johnny‘s World Happy LIVE with YOUのライブでキスマイを見たけど、改めてアイドルってそこにいてくれるだけでHappyな気持ちになるんだなぁと思ったと同時に、コンサートはファンも大切なんだなぁと思った。

キスマイのメンバーに限らず、コンサートの話でゲネプロと本番の熱気の違いなどが話題に上がっていることがあるけど、コンサートの楽しさは私たちファンも含めてなのだなぁということを感じた配信だった。
演者が力不足というわけではなく、歌番組と違い、そこにファンがいるものとして組んでくれているセトリ、演出だからこそ、「あー、あそこに行ってキャー!キャー!叫びたい」という衝動に駆られるし、「ここは絶対会場が悲鳴ポイント!」と思うからこそ、画面から聞こえないファンの黄色い声援がないことに寂しさも募ったわけです。

もちろん、悪いことだらけでもなく、Johnny‘s World Happy LIVE with YOUでは、自担だけではなく、友人にあまりにも推されてスノーマン回もチケット購入し見るなど、普段はハードルが高い別グループのコンサートを見ることもできた。

WEBでの配信がたくさんあるからこそ、中村さんのYoutube番組とか無料配信とかで知る世界も広がって、Stay Homeはかなり充実している。
色んな業界の、いろんな人達が、エンターテインメントに対して工夫を凝らす。
結局、遠征する場所がなくても、当たり前のようにお金は使っているのだ。

でも、心のどこかで、ジャニーさんだったら、誰も思いつかないようなあっと驚くエンターテインメントを閃いていたのではないかな、と思ったりしています。

「新しい生活」も大切なことだけど、早く心から楽しめる日常が戻ってくるといいなぁ。