言葉はちっぽけだから。

キスマイと中村さんが好きな人。

したいこと、したくないこと。

先日、久しぶりに友人と会った。

懐かしい話くらいしか接点がないので、終始思い出話になってしまったが。

 

さて、その友人は、いろんな友人と繋がることが出来るからfacebookを始めたという。そこに、色んな自分の思いを書いて、またみんなと繋がりたい、と。でも、職場の人や比較的懐かしくない人たちには知られたくないそうだ。

書かなきゃいいのにね、って身もふたもないことを思ったけど、正直分からなくもない。

発信したい欲求と知られたくないという気持ち。ネットって矛盾だらけだ。

 

私の友人には○○は使ってるけど、☆☆は使いたくない、と分けて考える人が多い。

なんとなく面白い。

 

私は、案外新しいものが好きなので、「とりあえずやってみる」精神で結構色々使っていた。
昔はYahoo!のジオシティズでHPを作っていたし、SNS が広まってからは、mixi , cyworld, myspace, facebook, twitter, アメブロアメピグInstagram, などなど。

 

でも今も続けて使っているのは、少数。

趣味で活用できるもの(Twitterとこのブログ)と結果的に残してるのもの(facebook)。

 

飽きやすい性格というのも理由だけど、「会った時にちゃんと自分の言葉で発信したいから」というのが大きな理由だった。

文才の有無は抜きにして、私は元々文章を書くのが好きなので、独り言のように楽しかったことや、自分の考えをまとめてブログやら日記やらで書いていた。どこに言って、何をして、自分がどう思ったか。

SNSはとても便利だ。

数年会わなかった友人達の近況が、手に取るように分かる。今の私を遠く離れたみんなに知ってもらえる。

でもそれって、私にはそんなに楽しいことじゃなかった。自分が発信してることなんだけど、話したいことを、知らないうちに相手が知っていることが、私にとって「じゃあ話すことないな」を積み重ねていたわけだ。

 

前述の、SNSを選ぶ友人達を、同じインターネットである以上リスクは同じなのに、なんであれは良くてこれはダメって思うのかな?と不思議だった。

しかし、ふと、リスクではなく、やりたいことや目的ごとに選択してるのかなと思った。

 

私は、Twitterの刹那さが好きだ。

今をTLで共有し、流れていくことが気に入っている。

ブログは、残ることが好き。

留めておきたいこと、反芻したくなること、そんな気持ちを文字に起こしておきたい。

 

そして、Instagram

これも残すものなんだけど、不特定多数に発信したいもの、のような気がする。

一種の承認欲求なんだろうか。

友人にではなく、知らない人に向けて、自分の日常を発信したいのは、新しい繋がりやコミュニティを求めてるのかな?

 

自分のWANTSに合わせてNEEDSを探すことって楽しいけど不自由だな、というのが冒頭の友人の話を聞いていて思ったこと。

本当、ネットは矛盾ばかりだ。

 

 

 

シン・ゴジラ

今更かも知れないけど、まだまだ人気と言われてるので気になって観てきました「シン・ゴジラ」。

 

面白かった。

ゴジラファンでも、エヴァファンでもないからかも知れないし、思ってたより戦略というか軍略というか、そう言った小難しい話が好きという理由かも知れないけど、とても興味深い映画だった。ここ最近で見た映画の中ではお気に入りかも知れない。

 

しかし、キャストも監督も進撃と被る部分多くて、何で進撃はあんな仕上がりになってしまったのか…と思い出し悔やみ。

シキシマはエルヴィンみたいになって、部下を鼓舞していたし、心臓捧げてた。林檎かじってた彼のこんな一面が、、、みたいな(´・_・`)

 

 

閑話休題

 

 

以下、ネタバレ含んだ感想。

これから見たい人には読まないことをオススメします。

 

続きを読む

最後もやっぱり君

この曲、ツアーで「やっぱり太ぴぃの指って素敵で手話似合うなー」なんて見てて、改めてツアーのセトリで作ったプレイリスで通勤してたら、ふいに流れてきて、なんかジャニヲタの歌みたいに思えて、うっかり泣きそうになってしまった。。。重症。

 

元々は、お玉さんの映画の主題歌なのに。

そんなピュアソングをジャニヲタの自分に重ねてしまう自分よ…

もしかして、私はヲタクじゃなくて純愛なのか。イタイ、イタすぎる。

でもやめられない…ぐぅ。

 

特にサビ。

以下歌詞一部引用。

 

"理由は何もないよ 根拠はもっとないよ

ただただずっとずっと 一緒に過ごしたいだけ

それだけじゃだめなのかい

未来のことはどんな誰も絶対なんてありえない

だからこそ 努力をしてるんだ

僕の事より君 僕といつでも君

最後もやっぱり君 最後もやっぱり君"

 

つんくめ!(作詞/つんく氏)

ただひたすらコンサートに行きたいと思ってシフトと戦う私の気持ちです。

 

さて。

嘘みたいな話だけど、急に昨日からこの曲が聴きたくなってしまって鬼リピしていたのが虫の知らせだったかのように、キスマイにとって、ジャニーズにとって大きな先輩であり目標であるスマップの解散が本日報道されました。

忘れたくなくて書いています。

 

なぜ虫の知らせと感じるか、

歌詞が不安な気持ちを励ます応援歌のように聞こえたから。

 

正直、直接彼らを応援していた経緯などはなく、ジャニヲタとはいえ、単純に一般市民のような私にとってもこの報道はとても大きく、その一方であまり大事にして欲しくないという気持ちもあります。

 

情報番組でコメントを求められる後輩グループの面々、今後もきっと不自然な報道や執拗な報道が増えるのだろうなと思うと憂鬱。

解散の経緯を流されたところで、それが真実なのかどうか確かめるすべもないし、結末が変わるわけでもない。

誰がそれを望み見聞きするのかなと思ってしまいます。

ほら、すでにもう私のこのブログでさえも陰気。

でもいつまでもそんな陰の気に支配されていたくないので、ここにぶちまけることにしたのです。

 

しかし、こんな報道を出されながらも、オリンピックを伝える中居くんの姿、私レベルから見れば「なんらいつもと変わらない中居くん」で、さすがプロフェッショナルだなぁと。

これぞ25年SMAPの看板背負ってきたリーダーなんでしょうな。

 

そして、本日はキスマイ5周年ツアーの最終日。オーラスです。

キスマイは、中居くんが、SMAPが育ててくれたグループであることは間違いありません。
彼らは、プロのアイドルとしてとても楽しいオーラスを終えたそうです。

ツイのTLにも楽しい感想が溢れていて、福岡はハッピーに包まれた1日になりました。その幸せは日本中にいるファンに伝わりました。ありがとう。キスマイのメンバー、ファンの皆さま、本当に楽しい時間を過ごしてくれてありがとう。

 

"地球もきっとそうだよ 人生もきっと同じ
誰かのものなんかじゃないさ
支配されずにしっかり生きてこう
人は誰でも寂しいと 君を見てれば思う
だからこそ やっぱり誓うんだ
失敗しても絶対 あきらめないさ絶対
最後も絶対君 最後も絶対君"

 

 

 

"理由は何もないよ 根拠はもっとないよ
ただただずっとずっと 一緒に過ごしたいだけ
それだけじゃだめなのかい

Forever
未来のことはどんな誰も絶対なんてありえない
だからこそ 努力をしてるんだ
僕の事より君 僕といつでも君
最後もやっぱり君 最後もやっぱり君"

 

 

 

 

 

I scream 2016

f:id:risaoxxx:20160808003341j:plain

Love キスマイ Yes!

楽しかった〜
楽しすぎた〜
もう今年これ以上楽しいことないだろうなって思ってるくらいキスマイ楽しかった‼️

ボキャ貧(この言葉自体が死語?)のせいで、うまく伝わらないことを百も承知で書き残しておきたい。
今回初日大阪と、東京8/6,8/7で結局3回入ることが出来たけど、いつも昨日より今日がサイコー!だった。
ツイで、「きたみつは常に昨日のきたみつを超えてくる!」みたいな感想を見たけど、本当その通り。
そして、それはキスマイ全体に言えることでもあるなと感じるツアーでした。

私の記憶力も影響してるのかもしれないけど、はは。

個人的に、最近、テレビも全然追えてないし、雑誌もパンフもちゃんと読むことが出来なくて、MARSも観に行けなくて、なんとなくキスマイも5年だし、そろそろ私の熱病も治まってきたのかな〜なんて思ってました。

けど、全然そんなことなかったー。
大好き、大好き‼️未だ熱に侵されてました。
ラブキスマイイエス!

そして、こっそり実は自分は北山さんに堕ちてるんじゃないかって疑ってた、笑
コンサート入るとなんとなくみったんの方が近くで見れたり(気のせい)キッス魂とかセクシーダイナマイツだったり、小さかったり、もしかしたらみつが好きなんじゃないかなって思う理由がありすぎるから。でもそんなことなかった。いや、みったんのことはもちのろんで大好きなんだけど。

やっぱり私は藤ヶ谷担だわー。太ぴぃなら本当目に入れても痛くない自信があるよ。むしろ私の眼球に閉じ込めたいくらい。
かっこよくても、可愛くても、美しくても、どんくさくても、何してても好きなんだって実感できるコンサートだった、笑

初日だけだったはずが、結果的にいろんなご縁で東京も入ることができていろんなところから見ることができたのですが、
近いと「ほぇぇぇ〜」とふわふわして3時間過ぎてしまってほとんど記憶がない。
そして、残念なことに天井の届かない距離で見てる時にこそ、そのどうしようもない距離感だからこその好きが溢れるっていう。。。

届かない距離が好きを募らすとか本当どうしようもないくらい自分がどえむだなって思った。
ヲタクに向いてるよ、ありがとう。

以下ネタバレ
というか、私の覚書。

・オープニング
画面かぶって、ふわふわ浮かぶ妖艶なマントきてローラーでグルグル。
からの、爽やかパレードYes I scream がすでに楽しい\(^o^)/

・Kiss魂
ヒロミツキタヤマは常に魂落としてきてたけど、そろそろ太ぴぃもセクシー漏らしていいんだよって思ってる(なんの話)

・You're Liar ♡
サビの片足で踊るダンスが好き。

・ジャッシー松村
ニカのお尻が小さくて細い足が羨ましい。

・Shake it up〜MU CHU DE 恋してる
バクステ正面から見れなかったから早く映像でみたい。

・今ナニヲ想ウノ
初日はちょっと間違えてたかな?
東京ではしっとり仕上げてて、この曲の時は北山さんを年相応に思う。
普通の30歳の男、なんだけど、全然手に入らない天上人なのが北山さんなんですよね。
照れ隠しで少しふざけながら始めるのもかわいい。

・オタクだってit's all right!
ありがとうみやっち!ヲタ芸生で見られる日が来ると思ってなかったし、まさか太ぴぃのロマンス見れると思ってなかったし、グダグダ踊る女子な太ぴぃが本当に本当に可愛くて、みやっちがオタクでよかったーって思った。

・& Say
絶対伝わらない自信があるが、片手を前に出してチョコチョコ前進してくるダンスが藤北ともにとてもセクシーで好み。
今回正面で入れなかったから常に横からみててモニターでしか正面は見れなかったけど、一回モニターで見たけど横から見た方がセクシーだと思ったので、天井からも双眼鏡で見続けた。
みったんの帽子が反響があるみたいだけど、私は好きです、あれ。
ただ、藤ヶ谷さんはものすごく藤ヶ谷さんなのでなぜあの二人の衣装コンセプトはなぜなのかは知りたい。

・Flamingo
曲自体も好きだけど、演出がとても好き。
キスマイをカゴに閉じ込めようって決めたの誰なんだろう。好きすぎて泣き出しそうになる。
しなやかな太ぴぃが本当にカゴの中の鳥のようなんだけど、6日に、胸をぐっと入れるようなダンスで男のセクシー見せつけてるみったんのダンスをうっかり見てから、メンバーによって全然ダンスの印象が変わるな〜と気付いた。

・PSYCHO〜Black&White
衣装サイコー!演出サイコー!
バクステから見れなかったから、これも映像が楽しみです。
「後一曲激しいやつほしい」という友人の言葉を聞いて、確かに!!!とも思ったのだが。

・I scream night
今年のツアーをみて、こんなに楽しい夏がある?って思った曲ー。水を避けたがる太ぴぃもかわいいけど、ダンスがカワイイ。びしょびしょながら初日が一番踊ってた気がするんだけど、初見の記憶がそう思わせるのかしら。
アイスクリームで始まり、アイスクリームで終わる。
素敵な真夏の夜の夢であります。

7/1@大阪
Wアンコがない寂しさはありつつも、ISN初見にウキウキ。

8/6
ニカのbirthdayを祝う。ライト演出、♡ニカ♡オメデトウ。スクリーマーズからのお願いもKis-My-Ftになっていてかわいい。
プレゼントはニカメロンスクリーマーズ、夏冬仕様。「春と秋もほしい?」とニコニコする太ぴぃが激かわいい♡案外さらっとしてて、みつ誕の節目がいかに大きかったのかを感じる。
冒頭曲中煽りのみやっち苺みるく云々のくだりがRAPに被りニヤニヤ。かわいすぎる。

8/7
メガラブにて太ぴぃから「キタミツ」。少年よありがとう。
よこーさんのあすなろ抱きに嫉妬。わたたい帽子といい、なんであんたらそんな仲良しなのとまた嫉妬。ISNにて華麗にハットを投げる太ぴぃ。どうみても女子。そこがまたキュート。そのくせ冒頭にはオラオラ煽る。なんじゃそりゃー!無敵か!そんなあなたにあきれるほど夢中だよ(´・_・`)

オオカミ少女と黒王子。

映画を観てきました。

 
少女漫画がやたら実写化される昨今。
某所にて「どこみても山﨑賢人」なんて言われてて、本当にね!なんて思ってたんですが、いいよお〜(新喜劇アキさん風)
信頼と安心の山﨑賢人くん!!!
そうか、そうか、少女漫画から抜け出てきた男子だったんだね。
そりゃー引っ張りだこだわ。仕方ない!
って思うくらい、「イケメンは正義」を立証してくれました。
 
そして、二階堂ふみちゃんがかわいい!!!
専ら女性に関心の無い私は、主人公のエリカがこれまた漫画から出てきたんじゃ無いのってくらい可愛くて可愛くて、このかわいい子は誰じゃーーーとエンドロールみて、二階堂ふみさんだと知る。
 
主人公の二人だけでなく、みんなかわいいしかっこいいし、それだけじゃなくて、みんな普通の高校生らしくてよかった。
(私が歳をとったからなのかしら)
 
後は、言わずもがな、圧倒的な菜々緒
美しく気高い気の強い姉、を演じさせたら今菜々緒さんがトップなのではないかしら。
「私、いくら食べても太らないの」
とか、
ナンパ男達に「不快だから消えて」
とここまで説得力のある美人、いないよ。
 
正直、漫画の実写化については、原作が好きなものは映像は別物として捉えたいので、先入観なくフラットな気持ちで見れるように、ポジティブな意味で期待をしないようにしている。
今回、最近はまってるback numberの曲っていうのも後押しして足を運んだんだけど、とても綺麗に少女漫画が詰まってる感じで楽しかったです。
 
 
以下ネタバレで私の覚書。
 
 
とにかく不機嫌な山﨑賢人くんがひたすらかっこいい。
そもそも、漫画の設定である佐田恭也が乙女の妄想レベルのイケメンなわけで。
道歩いてたら、「キャーあの人かっこいい!」とか騒がれるとか非現実的なんですけど。
そのシーンがまさに実写化されてて、渋谷歩いてる後ろ姿だけでイケメンだった。。。
足は長いし、イケメンだし、なんかちょっとオシャレだしさー、エリカがいきなり写真撮りたくなる気持ちも大袈裟ではない。
 
で、ググってみたら、山﨑賢人くんって原宿でスカウトされたらしいじゃないですか。もうそれ地じゃん!!!実生活で実写化じゃん!!!とか思った。
 
 
佐田くんがニセ彼氏で写真を撮るときだけニコッてするんだけど、その後素の不機嫌な顔がたまらん!舌打ちするのがまた良くて、もうエリカに負けず劣らず私もどMだよ、と実感。
 
そして、エリカが本当かわいい。
「好き」って勢いで言っちゃうエリカもエリカらしいし、「それ勘違いだから」に説得力ありすぎる佐田王子。
 
いっつも弟達の面倒見ながらご飯作ってるという描写だけで、さんちゃんがしっかり者って伝わるし、後先考えず見栄っ張りで幼いエリカと、長女でしっかり者のさんちゃんとの関係もとてもかわいかったー。
ついでに言うと、さんちゃんの弟達がこれまたかわいい。
どこもかしこもかわいいのオンパレード。
 
なんでエリカが佐田王子を好きになっちゃうのか、はたまた佐田王子がエリカになんで惚れちゃうのか、描写が薄いっちゃー、薄い気もするけど、高校生の恋愛だもの。
自分が無茶なこと言ってるのに、不機嫌な顔しながらも優しくされたら好きになっちゃうし、健気でまっすぐなエリカが可愛くなっちゃうのもおかしくないんだよー!
 
劇中、エリカが「今夜もブギーバック」を鼻歌してるんだけど、歌詞がとてもマッチしてて良かった。
それ以前に平成のこの子がなぜこんなに懐かしい曲を鼻歌?と思ってしまったけど。
 
しかし、研修旅行で神戸まで行ってるのにカラオケはないよ、マジで。
 
日下部くんもね、メガネを取ると美形に説得力ありすぎて、本当に全てが「少女漫画実写化」の世界だった。
 
そして思う。
イケメンは正義だ。
 
山﨑賢人くんが私の彼氏を担ってくれるなら、3回回ってワンくらいなんだ!
焼きそばパンだっていくらでも買うわ!
舌打ちされても、鈍臭いと言われても、一緒に水族館行きたい!
って思わせる顔面、すごいよ!
 
顔ばっかり褒めてるみたいだけど、演技がもちろんしっかりしてるからこそ生きる顔だと思っています。
水をぶっかけられた佐田くんの顔とか、本当に滑稽だったもの。
 
そして、私は彼の満面の笑みよりも、不機嫌だったり苦痛を感じてる演技が好みだな、と思いました。
 
細かいこと言えば、これは必要なの?とか思ったりする場面もあったり、引で撮る意味とか好みとかあるにはあるんだけど、私は評論家でもないし、単純に楽しくてどこみてもかわいかった映画でよかったです!
 
ナイスカッポー!!!
 
 

TAKE FIVE2観劇日記。

2年目のTAKE FIVE。
何はともあれ、無事千穐楽お疲れ様でした。

楽日にMU-CHOで恋しているを酔っぱらって歌ったとか、可愛すぎるぜよ!
見たかったな~と思うのは千穐楽だけではないし、
かといって、すべての公演を目にできるわけではないので、
観劇できたことに感謝をしようと思います。

f:id:risaoxxx:20160527152347j:plain

以下ネタバレ含む感想。

続きを読む

愛おしい型遅れ。

ただただback numberにはまっている、という話です。

何年ぶりかでジャニーズ以外のアルバムを買いました。
back numberの「スーパースター」。

スーパースター

スーパースター

  • back number
  • J-Pop
  • ¥2100

やまぴの月9の主題歌がいいな〜ってずっと思ってて、
昨年末は「クリスマスソング」ばっかり聴いていました。
単にドラマと雰囲気が合ってていい曲だな〜って思っていたけど、歌詞の内容が、ちょっと自信がなくていじけてる男性目線なところがまたかわいい。

私は重め愛を語る男性のラブソングが大好きです。
(だから太ぴぃのファンなんだと思う)

どんな人が歌ってるんだろうって調べてみたら、群馬出身のバンドだとは言うではないですか!
同じ北関東というだけで急に好感度も上がり、何よりもバンドを始めた理由が

「当時の彼女をバンドマンに取られたから」

とか後ろ向きすぎていい(褒めてる)。
しかもバンド名も

「彼女にとって僕はバックナンバー(型遅れ)だから」

とか。
ぶれない後ろ向き具合が愛おしすぎてファンになりました。

顔ファンとか、
ジャケ買いとか、
好きになるきっかけって色々あるけど、
バンド始めたきっかけエピオチは初めてです。

その後、どんな曲がいいのかiTunesで視聴する日々が続いていたのですが、まあ見事に重い愛を語る歌詞のオンパレードではないですか(褒めてる)

例えば、BONJOVIの「Always」とか、2PMの「기다리다 지진다」とか、洋楽やK-popは割と訳すと重い愛を語る歌詞とか多いと思っていて、でも日本は恋愛もポップでスマートにこなすのが主流なのか、文学的(を意識した)だったりむつかしい言葉が並ぶ曲は多いけど、私が知る中で単純に好きの気持ちを重く語るラブソングって少ない気がするのですが、
彼らの曲は翻訳した洋楽のような歌詞でどの曲も見事に重い(あくまで私見、そして何度も言うが褒めてる)。

ちなみに、何で、最新のアルバムではないのかというと、これが一番重そうな曲が多かったから、笑

だって「ミスターパーフェクト」なんてポジティブな曲名つけといて、聞いてみたらものすごい後ろ向きな「理想な僕」。

傷つきやすい胸は捨てて
悪いところをみつける目を潰し
災いの元である口を縫い付け
悪口が聞こえるから耳は両手で塞ぐ

それが「想い描いていた理想の僕」だなんて・・・悲しすぎてぎゅっと抱きしめてあげたい。

好きになるしかない。

どの曲がオススメなのか、
ファンの方の好きな曲は何かと調べていたら、
ある方のブログで「Go!Go!7188を彷彿させる昭和歌謡ロック」と紹介されていて、なるほどー、私が好きなわけだ!と。
学生時代、大好きでコピーしていたバンド、
なんなら、多分Go!Go!7188以来で買ったのかな。

歌詞の後ろ向きなところについつい興味を惹かれてしまうけど、メロディラインもすごく好きです。
「クリスマスソング」をカラオケで歌ってみて初めて気付いたけど、とにかくよく音が動く。依与吏さんはさらっと歌ってるけど難しいのですよ。
専門的なことはよくわからないから単なる私の力不足なのかもですが、オールナイトニッポンのリスナーだというvocal依与吏さんの作るメロディはどこかオタクっぽさを感じる(これも褒めてる)。
歌詞が相手が引くくらいの重さでストレートすぎるほどの愛を語る割に、メロディは変化球というか逆に自由奔放さを感じるとでもいいましょうか。
そのアンバランスなところが好きだなと思う二つ目の理由。

アルバムは違うけど「助演女優症」という曲も好きで。
あえてバカな女を演じているセカンドポジションの女の気持ちを歌ってるんだけど、

今はもうあなたが好き

って多分一番伝えたい気持ちで、感情も高まるサビなのに、すごく淡々とその言葉を伝えるフラットな印象を受けるメロディラインの不釣り合いさ、みたいなものが余計哀愁を誘うのです。

切なさで言ったら、これまたなんでそのタイトルにした?と言いたくなるような「幸せ」というか曲が切なさの極み。

きっと狙ってるんだろうな、とは思うんだけど、
タイトルとは不釣り合いな歌詞が本当に悲しい。
特に2番は悲しすぎて悲しすぎて思わず電車で聴いてたのにそのまま号泣しそうになりました。

別に「共感」してるわけでないのだけれど、これでもかって程自信がなくて、後ろ向きで、でもその溢れる好きな気持ちが伝わってくるような言葉たちを、音と合わせると映像として感じられるような世界観を作り上げる依与吏さんってすごいねって思っています。
まぁよくぞここまで後ろ向きな曲ばかり書いてて、気持ち滅入らないのかなって心配になるけど。

でも不思議なことに、back numberのこの悲しい曲ばかり聴いてても気持ちが落ち込むわけではないわけで。
引きずったり、悲しかったりするけど、結局はどこか救われるからなのかな。

改めて、音楽の素晴らしさを実感しています。

辛いとき、悲しいとき、楽しいとき、人が音楽を求めるのはそれぞれだけど、その音で歌詞で私達の心は整えられている、そんな気持ちになるバンドに出会えたなぁと思います。

ここまで書いておいて何ですが、純粋にback numberの楽曲にハマったおかげで、実は歌っていない彼らのことをなーんにも知らない、笑
私の中でバンドスタートエピソードがあまりにもツボすぎて、他の情報に興味がなかったせいなのですが、vocalの依与吏さんの名前さえも、コンサート延期ニュースのおかげで記憶出来たくらいですし。
どうやら面白い人らしいじゃないですか。
それを知るためにもコンサート行ってみたいなぁと目論んでいます。

ちなみに、本当に余談なのですが、それがジャンルとして存在してるのかわからないけど、大学時代に私が大好きだった先輩も「昭和歌謡ロック」と揶揄されていたバンドでドラムを叩いており。
よく「思い出の曲」とか言いますが、私が真の意味で青春を感じるのはその先輩が所属していたアマチュアバンドの「赤いチューリップ」という曲なので、街でふと耳にするなんて絶対ないわけですが、
back numberの曲を聴くと、ふとあの頃の気持ちを思い出しているのかも知れないなーと思ったりしています。