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言葉はちっぽけだから。

キスマイと中村さんが好きな人。

愛おしい型遅れ。

ただただback numberにはまっている、という話です。

何年ぶりかでジャニーズ以外のアルバムを買いました。
back numberの「スーパースター」。

スーパースター

スーパースター

  • back number
  • J-Pop
  • ¥2100

やまぴの月9の主題歌がいいな〜ってずっと思ってて、
昨年末は「クリスマスソング」ばっかり聴いていました。
単にドラマと雰囲気が合ってていい曲だな〜って思っていたけど、歌詞の内容が、ちょっと自信がなくていじけてる男性目線なところがまたかわいい。

私は重め愛を語る男性のラブソングが大好きです。
(だから太ぴぃのファンなんだと思う)

どんな人が歌ってるんだろうって調べてみたら、群馬出身のバンドだとは言うではないですか!
同じ北関東というだけで急に好感度も上がり、何よりもバンドを始めた理由が

「当時の彼女をバンドマンに取られたから」

とか後ろ向きすぎていい(褒めてる)。
しかもバンド名も

「彼女にとって僕はバックナンバー(型遅れ)だから」

とか。
ぶれない後ろ向き具合が愛おしすぎてファンになりました。

顔ファンとか、
ジャケ買いとか、
好きになるきっかけって色々あるけど、
バンド始めたきっかけエピオチは初めてです。

その後、どんな曲がいいのかiTunesで視聴する日々が続いていたのですが、まあ見事に重い愛を語る歌詞のオンパレードではないですか(褒めてる)

例えば、BONJOVIの「Always」とか、2PMの「기다리다 지진다」とか、洋楽やK-popは割と訳すと重い愛を語る歌詞とか多いと思っていて、でも日本は恋愛もポップでスマートにこなすのが主流なのか、文学的(を意識した)だったりむつかしい言葉が並ぶ曲は多いけど、私が知る中で単純に好きの気持ちを重く語るラブソングって少ない気がするのですが、
彼らの曲は翻訳した洋楽のような歌詞でどの曲も見事に重い(あくまで私見、そして何度も言うが褒めてる)。

ちなみに、何で、最新のアルバムではないのかというと、これが一番重そうな曲が多かったから、笑

だって「ミスターパーフェクト」なんてポジティブな曲名つけといて、聞いてみたらものすごい後ろ向きな「理想な僕」。

傷つきやすい胸は捨てて
悪いところをみつける目を潰し
災いの元である口を縫い付け
悪口が聞こえるから耳は両手で塞ぐ

それが「想い描いていた理想の僕」だなんて・・・悲しすぎてぎゅっと抱きしめてあげたい。

好きになるしかない。

どの曲がオススメなのか、
ファンの方の好きな曲は何かと調べていたら、
ある方のブログで「Go!Go!7188を彷彿させる昭和歌謡ロック」と紹介されていて、なるほどー、私が好きなわけだ!と。
学生時代、大好きでコピーしていたバンド、
なんなら、多分Go!Go!7188以来で買ったのかな。

歌詞の後ろ向きなところについつい興味を惹かれてしまうけど、メロディラインもすごく好きです。
「クリスマスソング」をカラオケで歌ってみて初めて気付いたけど、とにかくよく音が動く。依与吏さんはさらっと歌ってるけど難しいのですよ。
専門的なことはよくわからないから単なる私の力不足なのかもですが、オールナイトニッポンのリスナーだというvocal依与吏さんの作るメロディはどこかオタクっぽさを感じる(これも褒めてる)。
歌詞が相手が引くくらいの重さでストレートすぎるほどの愛を語る割に、メロディは変化球というか逆に自由奔放さを感じるとでもいいましょうか。
そのアンバランスなところが好きだなと思う二つ目の理由。

アルバムは違うけど「助演女優症」という曲も好きで。
あえてバカな女を演じているセカンドポジションの女の気持ちを歌ってるんだけど、

今はもうあなたが好き

って多分一番伝えたい気持ちで、感情も高まるサビなのに、すごく淡々とその言葉を伝えるフラットな印象を受けるメロディラインの不釣り合いさ、みたいなものが余計哀愁を誘うのです。

切なさで言ったら、これまたなんでそのタイトルにした?と言いたくなるような「幸せ」というか曲が切なさの極み。

きっと狙ってるんだろうな、とは思うんだけど、
タイトルとは不釣り合いな歌詞が本当に悲しい。
特に2番は悲しすぎて悲しすぎて思わず電車で聴いてたのにそのまま号泣しそうになりました。

別に「共感」してるわけでないのだけれど、これでもかって程自信がなくて、後ろ向きで、でもその溢れる好きな気持ちが伝わってくるような言葉たちを、音と合わせると映像として感じられるような世界観を作り上げる依与吏さんってすごいねって思っています。
まぁよくぞここまで後ろ向きな曲ばかり書いてて、気持ち滅入らないのかなって心配になるけど。

でも不思議なことに、back numberのこの悲しい曲ばかり聴いてても気持ちが落ち込むわけではないわけで。
引きずったり、悲しかったりするけど、結局はどこか救われるからなのかな。

改めて、音楽の素晴らしさを実感しています。

辛いとき、悲しいとき、楽しいとき、人が音楽を求めるのはそれぞれだけど、その音で歌詞で私達の心は整えられている、そんな気持ちになるバンドに出会えたなぁと思います。

ここまで書いておいて何ですが、純粋にback numberの楽曲にハマったおかげで、実は歌っていない彼らのことをなーんにも知らない、笑
私の中でバンドスタートエピソードがあまりにもツボすぎて、他の情報に興味がなかったせいなのですが、vocalの依与吏さんの名前さえも、コンサート延期ニュースのおかげで記憶出来たくらいですし。
どうやら面白い人らしいじゃないですか。
それを知るためにもコンサート行ってみたいなぁと目論んでいます。

ちなみに、本当に余談なのですが、それがジャンルとして存在してるのかわからないけど、大学時代に私が大好きだった先輩も「昭和歌謡ロック」と揶揄されていたバンドでドラムを叩いており。
よく「思い出の曲」とか言いますが、私が真の意味で青春を感じるのはその先輩が所属していたアマチュアバンドの「赤いチューリップ」という曲なので、街でふと耳にするなんて絶対ないわけですが、
back numberの曲を聴くと、ふとあの頃の気持ちを思い出しているのかも知れないなーと思ったりしています。