言葉はちっぽけだから。

キスマイと中村さんが好きな人。

CDが売れない時代らしいです。

avex.jp

先日発売したキスマイのPICK IT UPの初動が芳しくないらしい。
私個人としては、今までのシングルの中で一番と言っていいほど好きな曲なのですがね。
ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の主題歌として聞いていた時から好きでしたが、ライブでパフォーマンス見て、さらに好きになりました。曲、フリ、MVすべてが大好き。
せっかくいい曲なので、やはり結果が出てほしいな~という思いがありますが、なかなかうまくいかないのかな。


最近CDが発売されると、必ず売り上げの注意喚起的なツイートが流れてきて、
CDが売れない=結果が出ない=売り上げがない=コンサート出来なくてもいいの?って話になっていく気がします。
言ってることはごもっともだし、別に買うことを強制させるツイではないので、その点は平和なのかな。

何にどのようにお金を使うか、というのは個人の自由だと思っております。

「1位にしてあげたい」って購入する人もいれば、「曲が好きだから」購入する人もいると思うし、「コンサートに行きたいから」という理由で購入する人等、それぞれ理由はあるでしょう。
だから、「今回は曲があまり好みではないから買わない」というのも、それは自由。

でも、FC会員が沢山いて、コンサートのチケットだってなかなか取れないのに、CDが売れないというのは、なんとなく見せかけの記録のようで正直悲しい。

私は、あれこれお金をかけたい興味があるものが多いことと、決してお金が自由なセレブではないという環境から、やはり「予算」というものを考えなくてはいけません。
そのため「好きだから」という理由で手放しで購入という気持ちにはなれないのが正直なところです。
ただ、「よいと思ったものには対価を支払うことで還元したい」という気持ちは根底にあります。
これはジャニヲタになって特に強く思うようになったかも。

中村さんを好きになって、友人が色々な声優さんのCDを貸してくれたりもするけど、本当に気に入ったもので、DLで手に入るものは課金して購入するようにもしています。
私の仕事も然り、やはり「結果を出すこと」ってとても大切だし、それがプロフェッショナルである以上、全てでないにしても売上は評価の一部であると思うからです。

そして、手放しで購入しない、ということもコアとしては同じです。

キスマイに関していえば、今までシングル・アルバム・ライブDVD/Blu-rayを購入しているのは、私が彼らを好きで、コンサートを見たいと思えるグループだから。
正直、全ての曲が好きだ!とは言い難い。けど、今は彼らが好きだし、もっともっとテレビ出て、ファン以外の人にも魅力を知ってほしいし、もっともっと彼らの色んな姿を知りたい。
そのPotencialへの対価だと思っているのです。

余談ですが、たまに作る側の人の「CD売れないと○○出来ない。まだ色んな楽曲作りたいので買ってください」みたいなツイを見ると、ひねくれた大人の私は「ジャニヲタ足元見られてんな~」となんとなくテンション下がります。
多分、私は『キスマイ』への投資という気持ちが強いからなのだと思います。
もちろん1曲1曲の売り上げが大切、という意味でのツイなのだと思いますが、ジャニヲタが売上やばい!なんとかしようぜの騒ぎの流れで見かけると、熱いヲタクの気持ちが便乗商法にされている気がしてしまって、、、嫌な奴ですな、私。

閑話休題

しかし、J事務所はこれからもDLシステム入れないのですかね。
アナログ→デジタル化の流れで、もう何百回と議論されていることだと思いますけど、デジタル化することがアナログを全否定するわけではないわけですよ。
CDはアナログなわけではないけど、はがきとメールだったり、デジタル書籍だったりも同じで、それぞれの良さで共存できるはずだから、本当に好きならCDを買いたいと思うものです。
特典付きとかはDLにない魅力だとも思いますし(厳密にいうとCD売るための特典DVD付だけど)。
一方で、最小単位で1曲ずつDLできるシステムは気に入ったものや気になるものを購入するきっけかにもなってハードルが低くなる。
おかげで、私は昔より多種多様の音楽を手元に置くようになりました。
これはDLシステムだからこその幅の広がり。
業界に詳しくないので、よく分からないけど、DLシステムの導入がないことで、どれくらい売上に違いがあるのだろうか。海外ファンもいるわけだから、市場は間違いなく広がると思うんだけどな。やはり権利のところで弊害があるのかな。

デジチケの導入だったり、振込システムの改革だったり、ここにきてJ事務所もシステム改変が始まりつつあるけど、夢を売るアイドルと言えど、ビジネスである以上、やはり成果を上げるシステム構築も必要だと思うのですよ。

売上至上主義に走ってほしいわけではないけど、ファンが無理してお金を払って成立するような形ではなく、彼らの仕事が、努力が、対価として反映されやすい環境整備も必要なのではないかな、と作品がリリースされる度に思います。